作業実績30年の経験を活かし
現場からリアルな生の声をお届けしていく
ものづくり商店です!
今回のテーマは清潔!
清掃と清潔って似てるよね?
似ていて異なるものじゃ!
清掃と清潔の違いとはなんでしょうか?
『 清掃 』とは
ゴミや異物などが無い、きれいな状態にすると同時に細部の点検も実施する
でした。それに対し『 清潔 』とは
3S(整理・整頓・清掃)を維持すること
です。
5Sにおける清掃はきれいな状態にする『 行動 』に対し
清潔は 3Sを維持継続し効果を上げる 『 しくみづくり 』
と言えるでしょう。
この記事では 会社で役立つ『 清潔 』の考え方と具体的な方法、維持継続ができる手法が学べます
清潔の目的
清潔の目的は3S(整理・整頓・清掃)を維持することですが
5S活動の手順として3Sが整備されたあと
『 清潔 』の施策を打つのがセオリーです。
清潔を維持する手法
清潔とは3Sを維持する仕組みをつくること
ここからは、清潔を維持する手法を紹介します。
手法①:定期的な3Sパトロール
3Sを維持する手法として
従業員を主体としたパトロール活動がおすすめ。
具体的な3S項目を記載したチェックシートを使用、
又は、3Sが完成された状態を定点撮影しておき
パトロールの際に比較、評価します。
合格点に満たない場合は是正処置を促します。
3Sチェックシートによる自己保全
3S兼計画書兼チェックシートによる
毎日の3S維持継続活動も効果的。
日々、計画的にどこを3Sするのかを決めておけば
し忘れも防げますし
汚れやすい場所も清掃回数を増やすなど
現場に沿ったプランニングが可能となります。
5S推進委員会の設置
その名の通り、社内の5Sを維持継続できる活動を推進する組織
部署の垣根を越えたメンバー構成にしておくと
さまざまな視点からの意見が出て参考に
なることがあります。
特に女性の意見は目新しい意見を頂けることが多いので
委員には最低1名、女性に参加してもらうのがおすすめ。
まとめ
いかがだったでしょうか。
『 清潔 』は 3Sを維持継続し効果を上げる 『 しくみづくり 』です。
筆者の会社では、5S推進委員会が活発で
パトロールはもちろん、床や白線補修活動、
現場にあるタブレット端末やパソコンの
キーボードやマウスの配置にまで3Sにこだわりをもっています。
3Sを維持継続できる仕組みづくり。
あなたの会社にもぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。